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2014年09月17日
第二十一回 石畳を散策
中央ヨーロッパを旅して石畳をたくさん歩いてきました。
旅のはじめはツアーガイドの後をついて建物や景色を見ていましたが、歩いているのはほとんどが石畳の舗装のところでした。
気にしていると場所によって形や敷方はいろいろ。宮殿等はデザインを考えて敷いてあり、石の大きさもいろいろです。
遊び心のあるマンフォール
チェコ、プラハの歴史保存地区等は自動車道も路面電車の線路敷も昔のままの石畳です。
ヨーロッパは石の文化。舗装技術はローマ時代に発展したようで、すべての道はローマに続くというように主要道路の整備がされたそうです。
石畳はアスファルト舗装に比べると路面温度が低く、雨の時は水たまりもできにくいのです。また、景観もよく水道などの配管工事の際には一時石を堀出し工事後はそれを復旧できるということで環境にも良いのです。日本の住宅街などの道路はアスファルトの継ぎ接ぎが目につきますが、だからといって日本の道路を石畳にするのは不可能です。せめて、景観を楽しみたい歴史的建造物の近辺では、アスファルトはやめて風情のある舗装にしてほしいと感じています。
日本の石畳も、由緒ある神社仏閣、城郭、旧街道、観光名所等でまだまだ見られます。
南禅寺
小樽運河
静岡県内でも、気にしながら歩いてみると意外なところに歴史を感じる石畳があるでしょう。
日本の場合は、石畳も場所によって趣を変えています。例えば神社仏閣などは、品格をもたらしてくれる大きめの四角い石。山道などは山にある石を敷いてあったり、庭などは不揃いの石を柔らかい雰囲気に敷いたりと、時を感じながら美しさが楽しめます。
石の表面は雨が降っても滑らないように加工するのですが、削り方でデザイン性のあるものにしたりもします。
最近の石畳は加工品のブロック等を使ったりしていますが、やはり自然の石とは味わいが違うし歩いても意外に疲れない気がします。
どこかに出かけたときは、道路がどのようになっているか見るのも楽しいもので、昔の手仕事の成果を探して歩いています。
旅のはじめはツアーガイドの後をついて建物や景色を見ていましたが、歩いているのはほとんどが石畳の舗装のところでした。
気にしていると場所によって形や敷方はいろいろ。宮殿等はデザインを考えて敷いてあり、石の大きさもいろいろです。
遊び心のあるマンフォール
チェコ、プラハの歴史保存地区等は自動車道も路面電車の線路敷も昔のままの石畳です。
ヨーロッパは石の文化。舗装技術はローマ時代に発展したようで、すべての道はローマに続くというように主要道路の整備がされたそうです。
石畳はアスファルト舗装に比べると路面温度が低く、雨の時は水たまりもできにくいのです。また、景観もよく水道などの配管工事の際には一時石を堀出し工事後はそれを復旧できるということで環境にも良いのです。日本の住宅街などの道路はアスファルトの継ぎ接ぎが目につきますが、だからといって日本の道路を石畳にするのは不可能です。せめて、景観を楽しみたい歴史的建造物の近辺では、アスファルトはやめて風情のある舗装にしてほしいと感じています。
日本の石畳も、由緒ある神社仏閣、城郭、旧街道、観光名所等でまだまだ見られます。
南禅寺
小樽運河
静岡県内でも、気にしながら歩いてみると意外なところに歴史を感じる石畳があるでしょう。
日本の場合は、石畳も場所によって趣を変えています。例えば神社仏閣などは、品格をもたらしてくれる大きめの四角い石。山道などは山にある石を敷いてあったり、庭などは不揃いの石を柔らかい雰囲気に敷いたりと、時を感じながら美しさが楽しめます。
石の表面は雨が降っても滑らないように加工するのですが、削り方でデザイン性のあるものにしたりもします。
最近の石畳は加工品のブロック等を使ったりしていますが、やはり自然の石とは味わいが違うし歩いても意外に疲れない気がします。
どこかに出かけたときは、道路がどのようになっているか見るのも楽しいもので、昔の手仕事の成果を探して歩いています。
Posted by 日刊いーしず at 12:00