日刊いーしず『まちの双眼鏡』は静岡のクリエイターブログになりました。

これからは静岡のクリエイターブログで更新いたします。
→http://sogankyo.eshizuoka.jp/
どうぞよろしくお願いいたします。
2015年08月05日
第四十一回 シラスと桜エビの季節に漁港めぐり
いつも食べているシラスと桜エビの獲れる港に行ってみました。由比からスタートして吉田漁港まで・・・。
■スタートは由比漁港
桜エビ漁で全国的にも有名な由比漁港ですが、まちは静か。ただし、船着場から少し離れたところにある浜のかきあげやという店は、かき揚げ丼などを安く食べられるとあっていつもにぎわっています。旧街道沿いには趣ある建物が並び、広重美術館などが建っています。美術館の前方には昔郵便局だったという民家が、少し先の方には正雪紺屋という染物屋さんがあります。由井正雪の生家だと伝えられ、店先にはいろいろな柄の手拭いなどが売られていました。以前は大漁旗も染めていたそうです。文化財的な建物がちらほらとあり、散策するのも楽しいです。



桜エビが食べられるお店は漁港近辺にたくさんあり、この日は海の見えるレストランでお昼を食べました。この辺りは月曜定休のお店が多いので、出かける際には確認してください。
■次は用宗港に
用宗地区は、昔の東海道筋に隣接する小坂地区とともに徳川時代に栄えた町。用宗駅の裏山には持船城(もちぶねじょう)があったそうです。城の眼下には駿府の町が一望できたといわれ、今も城跡の広場からの見晴らしは一見の価値がある素晴らしさ。駅の反対側から海に向かうと用宗漁港があります。漁港周辺は新しい建物が多く、駅から大崩の方に向かうと小道の多い昔ながらの町並みが残っています。
用宗は沿岸漁業発祥の地ですが、昭和の初めまで港がなく、昭和40年代初期までは伝馬船で砂浜へ水揚げしていました。漁港には、生シラスや釜揚げシラスの直売所とどんぶりハウスという食堂があります。おしゃれな喫茶店などもあるので、お気に入りのお店を探してはいかがでしょう。


■最後に吉田漁港
ここは平地が多いからなのか、前の2つの港と違って建物が散在していました。港で獲れたものを食べるようなところはなく、昔有名だったお店もお休みしていて残念。吉田港近辺にはあまり歴史を感じるところがありませんが、調べたところ吉田町全体は古くから存在していたそうです。小高い所にある能満寺公園あたりに古墳があったと確認されていて、ここに木造ではないのですが小山城が築かれています。また、川尻は年貢を運ぶ船着場だった場所。川尻にある吉田公園付近にはシラスの直売所がたくさんあり、お店により味が少しずつ違う気がしました。春には桜エビの釜揚げもおかれています。


由比と吉田の間には焼津の小川漁港があり、港内の魚岸食堂は休日となると遠方からの客で行列ができることもめずらしくありません。焼津には大井川港もあり、すぐ近くに和食屋さんやシラスの直売所もありました。
清水港と焼津港には大型船が数多く停泊していて、船が好きな人には魅力ある港です。
漁港めぐりは、時間をかけて周辺地域の情報を調べるともっといろいろ見えてくるものがあると思います。
----
執筆/タテイシ建築設計 立石昌江
■スタートは由比漁港
桜エビ漁で全国的にも有名な由比漁港ですが、まちは静か。ただし、船着場から少し離れたところにある浜のかきあげやという店は、かき揚げ丼などを安く食べられるとあっていつもにぎわっています。旧街道沿いには趣ある建物が並び、広重美術館などが建っています。美術館の前方には昔郵便局だったという民家が、少し先の方には正雪紺屋という染物屋さんがあります。由井正雪の生家だと伝えられ、店先にはいろいろな柄の手拭いなどが売られていました。以前は大漁旗も染めていたそうです。文化財的な建物がちらほらとあり、散策するのも楽しいです。
桜エビが食べられるお店は漁港近辺にたくさんあり、この日は海の見えるレストランでお昼を食べました。この辺りは月曜定休のお店が多いので、出かける際には確認してください。
■次は用宗港に
用宗地区は、昔の東海道筋に隣接する小坂地区とともに徳川時代に栄えた町。用宗駅の裏山には持船城(もちぶねじょう)があったそうです。城の眼下には駿府の町が一望できたといわれ、今も城跡の広場からの見晴らしは一見の価値がある素晴らしさ。駅の反対側から海に向かうと用宗漁港があります。漁港周辺は新しい建物が多く、駅から大崩の方に向かうと小道の多い昔ながらの町並みが残っています。
用宗は沿岸漁業発祥の地ですが、昭和の初めまで港がなく、昭和40年代初期までは伝馬船で砂浜へ水揚げしていました。漁港には、生シラスや釜揚げシラスの直売所とどんぶりハウスという食堂があります。おしゃれな喫茶店などもあるので、お気に入りのお店を探してはいかがでしょう。
■最後に吉田漁港
ここは平地が多いからなのか、前の2つの港と違って建物が散在していました。港で獲れたものを食べるようなところはなく、昔有名だったお店もお休みしていて残念。吉田港近辺にはあまり歴史を感じるところがありませんが、調べたところ吉田町全体は古くから存在していたそうです。小高い所にある能満寺公園あたりに古墳があったと確認されていて、ここに木造ではないのですが小山城が築かれています。また、川尻は年貢を運ぶ船着場だった場所。川尻にある吉田公園付近にはシラスの直売所がたくさんあり、お店により味が少しずつ違う気がしました。春には桜エビの釜揚げもおかれています。
由比と吉田の間には焼津の小川漁港があり、港内の魚岸食堂は休日となると遠方からの客で行列ができることもめずらしくありません。焼津には大井川港もあり、すぐ近くに和食屋さんやシラスの直売所もありました。
清水港と焼津港には大型船が数多く停泊していて、船が好きな人には魅力ある港です。
漁港めぐりは、時間をかけて周辺地域の情報を調べるともっといろいろ見えてくるものがあると思います。
----
執筆/タテイシ建築設計 立石昌江
Posted by 日刊いーしず at 12:00